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設計者・工務店さんとの「お得な」付き合い方

 冬のバーゲンも最終盤、

 掘り出し物に出会ったり、または欲しかった品が手の届くお値段だとうれしいですね。

 今回、良い出会いがあったでしょうか。

 

 

 住まいの場合は、少し様子が違ってきます。

 「家は大きな買い物」「家を買う」という表現、わたしはあまり好きではありません。

 

 なぜなら、買い手は「お客様」だからです。

 

 ところが、住まいを建てたい、大規模リフォームしたいなどで

 設計者・工務店さんと打合せする場合、

 建主さんが「お客様」で居てしまうと結果的に損をしてしまうことがあるのです。

 

 <お客様意識がもたらす弊害>

 1.細かいところまで口出ししすぎて、信頼関係が得られない

 2.プロの提案をはねのけてしまい、住み始めて後悔する

 

 建主さんがお金を出すのですから、要望を伝えるのは当然です。

 しかし「お金を出すのだから、こちらのいうことを全て聞いて当然」という気持ちが少しでもあると、

 不思議と相手に伝わってしまうのです。

 

 そうなると現場も「取りあえず言うことを聞いて収めよう」ということになり、

 もっとこうしたら良いのに、と思っても提案自体を控えてしまいます。

 

 これを防ぐために必要なことは

 「お客様意識」を捨て、「パートナー意識」を持つこと。

 

 一つのプロジェクトを共同で進めるパートナーだという認識で話し合うことです。

 

 建築関係者は建主さんより経験値を持っていますし、建築について考えている時間も長いです。

 その知恵を借りながら進むと、「思った以上の住まい」に出会えることが多いです。

 

 友達の意見やネット情報よりも、自分に関わってくれるプロの知恵。

 

 気になる点は「要望」として出す前に「質問」するといいです。

 「どうしてこうなっているんですか?」って。

 

 主張するところは主張する。任せるところは信頼して任せる。

 この塩梅を決めるのが建主さんです。

 

 これを読んだみなさんが、素敵な住まいに巡り会いますように。