稲佐の浜と住みたい場所と

 前回の続きです。

 

 「何これ凄いんだけど!!」の後、何を感じていたのか。

 久々の海に感動したのを割り引いて(海無し県に住んで25年…笑)、思い返してみます。

 

 

 沈む夕日を見ながら、「ありがとう」と声が出ていました。

 

 赤や青の、三角の光の粒が水面にきらめき、道のように見えました。

 気温は下がってくるのですが、刻一刻と変わる風景に時間を忘れます。

 雲が一部赤く染まり、色の変化が生き物のようでした。

 

  自分の道を歩きなさい。

 

 小さな悩みは吹っ飛ばされ、ドーンと背中を押された感じでした。

 いま思い返しても、ものすごいエネルギーでした。

 

 いにしえの人が「神迎えの浜」とするのも納得です。

 素晴らしい経験でした。

 

 

 それでは近くに住みたいか?と聞かれたら…

 おそらく住まないと思います。

 わたしは海よりも森の近くなんだろうと思います。

 

 自分にとって、こういう場所は「ハレ」の場所。

 日常を過ごす場とは違うんだなと感じています。

 

 人によって感覚が違うので、逆の方もおられることでしょう。

 どちらが良いとかそういうことではありません。

 

 自分の過ごす「周辺環境」について、

 利便性を一度離れて考えてみるのも良いものです。

 海か山か、街だけど川のそばがいいなとか。

 自分のしっくりくる感覚を大切に。